コンサートも連休?

ゴールデンウィーク期間中になにか手軽なコンサートはないだろうかと情報を集めてみたところ、これがほとんど全滅に等しい状態であることがわかり、これにはかなり驚かされました。
なんと、連休中って、コンサートはまったくのゼロではないものの、本当にろくなものがないし、できるだけしない方向というのが世の常識なんですね!今ごろ知りました。

そもそもコンサートって行くほうには娯楽かと思っていましたが、では一体なんなのでしょう?
連休中にコンサートなどやっても普段以上に人が来ないということがわかっているから、実際こんなに申し合わせたように一斉休業状態になるわけでしょうね。

盆暮れ同様、ゴールデンウィークにもコンサートが軒並み姿を消すこの現状を知って、一般人のコンサートに対する認識というか、位置づけというか、重みをありありと知らされた気がします。
要するに「まとまった休みが取れる時期はコンサートなんぞに行くヒマはないよ」ということ。

では連休期間中は、コンサートも行く暇がないほどみなさん何をされているのかは知りませんが、いくらなんでもすべての人が旅行やドライブや里帰りというわけでもないでしょうに。
べつにすることもなくだらだらしてた、ビデオを見てただけ、休みは却って嫌だというような人をマロニエ君はいくらでも知っています。
では、そもそもコンサートはどういうタイミングで行くものなのか、果たしてコンサートってなんだろうと思ってしまいます。

確認したわけではないですが、きっと欧米ではこんなことはまずないと思います。
海外の音楽祭なんて聴く側はそれ自体が長期戦の遊びみたいなものでは?
どうしようもない文化レベルの低さをこんなことで見せられてしまったようで、非常に貧しい感じがします。

マロニエ君のごくごく素直な感覚からいうと、音楽が好きな人にとっては普段以上に連休中などはゆったりコンサートにでかけたりするのに格好の、自由な数日のように思うのですが。
日本人でありながら日本人の行動パターンがわかりません。
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